こんにちは、Fabric+の松原です。
ガーゼ=やわらかい布、というイメージがありますが、どうして“やわらかい”のかご存じですか?
今日はその秘訣を少しだけ、繊維の視点からお話しします。
やわらかい秘訣は「糸の撚り」にあり
そもそも糸は、細くそろえた綿繊維をねじる(=撚りをかける)ことで糸になります。
この「ねじり具合」が、布の風合いを左右するポイントです。
ガーゼには、あえてゆるく撚った「甘撚り(あまより)糸」を使用します。
そのため、ふんわり空気を含み、やさしい肌触りに感じさせてくれるのです。
糸の撚りの豆知識
◎撚りが多い=強撚(きょうねん)
- しっかりねじるので、ハリとコシが強く、表面がシャリっとする
- 用途例:ちりめん、春夏向けのサラッとした布
◎撚りが少ない=甘撚り(あまより)
- 軽くねじるので、空気層が多く、ふんわり柔らかい
- 用途例:ガーゼ、やわらかいタオル
ガーゼの柔らかさは、糸のつくり方(撚り方)からはじまります。
そして、甘撚糸は強度が弱く切れやすいため、糸から布へと織り上げるには、機屋さんの高度な技術が欠かせません。
たくさんの工程と技術によって、丁寧に作られた柔らかいガーゼを、Fabric+は今日もお届けしていきたいと思います。