「晒(さらし)」ってなに?
こんにちは、Fabric+のスタッフ松原です。
ときどき目にする「晒(さらし)」という言葉。
なんとなく“白くする工程なのかな?”というイメージはありますが、具体的にどんなことをしているのか、ご存じでしょうか?
今日は「晒(さらし)」という工程について、ご紹介します。
なぜ晒が必要?
綿花から糸を紡ぎ、布へと織り上げた直後の生地には、実は 油分や糊 などが残っています。
その中には、綿花が畑で育つ間に自然につく “綿蝋(めんろう)” と呼ばれる雨や湿気から綿の繊維を守るロウ分も含まれています。
自然の恵みとして備わっている成分ですが、繊維の表面に残っていると染色ができず、また吸水性や肌ざわりの妨げになってしまうこともあります。
そこで行われるのが、布をきれいに整えてあげる「晒(さらし)」
晒とは
晒しとは、布に残っている余分なものを落とし、白く・清潔に・やわらかく整えていく工程のことです。
- 水をよく吸ってくれるように
- その後の染色や加工が美しく仕上がるように
布を“素の状態”にしてあげるための、大切な過程です。
Fabric+が大切にしている「丁寧な晒し」
晒しは単に“白くする作業”ではありません。
どこまで油分を落とすか、どのくらいの柔らかさに導くかは、繊細な技術です。
Fabric+では、大正10年創業の「幸村晒工業」が伝統的な和晒の技術で丁寧に晒した生地を使用しています。
長い歴史に裏打ちされた確かな技術を、私たちの商品で感じてみてください。